結婚式に招待されたとき、最初に頭を悩ませるのが「何を着て行こう?」という服装の問題ですよね。特に色選びには注意が必要で、知らずに着てしまうと失礼にあたる場合も…。この記事では、結婚式にふさわしい服装のマナーと、避けるべき色やスタイルについて、男女別・季節別に詳しく解説します。誰でも失敗しない「好印象コーデ」のコツを、実例とともにご紹介しますので、ぜひ最後までチェックしてみてください!

結婚式の服装マナーってどんなもの?
結婚式は「フォーマル」が基本
結婚式に出席する際の基本的な服装マナーは「フォーマル」が基本です。フォーマルとは、格式や礼儀を重んじた服装のことで、普段着やカジュアルなスタイルとはまったく異なります。たとえば、女性の場合は上品なワンピースやドレス、男性の場合はスーツやタキシードが一般的です。
結婚式は新郎新婦にとって人生の大切な門出。ゲストである私たちも、その特別な場にふさわしい格好をすることで、二人を祝福する気持ちを形で表すことができます。
また、フォーマルといっても、格式の高い「正礼装」から少しカジュアルな「略礼装」まで、種類があります。一般的なゲストは「略礼装」が主流ですが、親族や仲人などの立場であれば、正礼装を求められることもあるので注意が必要です。
服装の格式をしっかり理解しておくことで、「恥ずかしい思いをしない」「浮かない」「場にふさわしい装いができる」ようになりますよ。
招待状の「ドレスコード」に注目しよう
招待状には、ドレスコードに関するヒントが隠されていることが多いです。例えば、「平服でお越しください」と書かれていれば、「カジュアルでいいのかな?」と考えがちですが、結婚式においての「平服」とは「略礼装」を意味します。つまり、フォーマルさは保ちつつも、正装ほど堅苦しくない服装を指すのです。
また、最近は「ガーデンウェディング」や「カジュアル婚」など、形式にとらわれないスタイルの結婚式も増えています。その場合、招待状に「カジュアルな装いでお越しください」と書かれていることも。とはいえ、ジーンズやTシャツといった普段着はNG。あくまで“上品なカジュアル”を意識することが大切です。
ドレスコードを読み取ることで、主催者の意図をくみ取った服装ができます。無難にしたい場合は、フォーマル寄りのスタイルにまとめておくのが安心です。
昼と夜で違う!時間帯による服装マナー
結婚式の時間帯によっても、適した服装は変わります。昼の式(11時〜16時ごろ)は、光の加減もあり、明るい色合いや光沢のない素材が好まれます。女性ならベージュや淡いピンクのドレス、男性ならネイビーのスーツが定番です。
一方、夜の式(17時以降)は、少し華やかな装いが許される時間帯。女性なら光沢のある素材やラメ、ビジューがあしらわれたドレスもOK。男性も黒やチャコールグレーのスーツなど、落ち着いたトーンでまとめるとスマートです。
また、夜のパーティーでは、クラッチバッグやヒール高めのパンプスなどでドレッシーな印象を出すのも好印象。時間帯に合わせて少しずつ変化をつけると、おしゃれ上級者に見えます。
服装以外の注意点(アクセサリー・靴・髪型)
服装が整っていても、アクセサリーや靴、髪型がだらしなかったり派手すぎたりすると、全体の印象が台無しになってしまいます。結婚式では、アクセサリーは上品で控えめなものを選びましょう。パールは定番で好印象を与えるアイテムです。
靴は女性ならヒールのあるパンプスが基本ですが、つま先が出るオープントゥやサンダルはNG。男性は革靴をきちんと磨いておきましょう。
また、髪型にも気を配ることが重要です。女性はアップスタイルで清潔感を出し、男性は整髪料などで清潔にまとめるのが基本です。服装だけでなく、全体のバランスを見て、清楚で上品な印象を心がけましょう。
主役とのバランスを考えた装いが大切
結婚式の主役はあくまで新郎新婦です。ゲストは、主役を引き立てる脇役としての立場を忘れてはいけません。目立ちすぎる派手な服装や、花嫁のドレスに似たような白系のドレスは避けましょう。
たとえば、女性であれば純白や全身白のコーディネート、男性であれば目立つアクセサリーやカラーシャツはNGとされることが多いです。
「新婦よりも華やかすぎる」「主役よりも目立ってしまう」といった印象を与えないよう、バランス感覚を大切にしましょう。
結婚式の場は「思いやり」と「マナー」が基本。新郎新婦の気持ちに寄り添った装いで、心からお祝いする気持ちを表現することが、一番のマナーと言えるでしょう。
絶対NG!結婚式で避けるべき服の色とは?
白は主役の色、ゲストはNG
結婚式で絶対に避けるべき色、それが「白」です。白は新婦のウエディングドレスの色であり、結婚式の主役を象徴する特別な色です。そのため、ゲストが白い服を着てしまうと「主役と被る」「マナーを知らない人」と思われてしまうリスクがあります。
白のドレスに限らず、白っぽいベージュやアイボリーのドレスも、光の加減で白に見えることがあるため避けるのが無難です。特に写真を撮るときには、ライトが当たって真っ白に写ってしまうこともあるため注意が必要です。
どうしても明るい色を着たい場合は、羽織り物や小物で色味を加えるなどして、白一色にならないように調整しましょう。思わぬマナー違反にならないよう、白は避けるのが基本です。
黒の着こなしに気をつけよう
黒はフォーマルな色として認識されやすいため、結婚式でも多くの人が選ぶ無難なカラーです。しかし、黒一色のコーディネートは「喪服」を連想させてしまうため、着こなしには注意が必要です。特に、黒のドレスに黒のタイツ、黒のパンプスといった全身真っ黒スタイルは、慶事にはふさわしくない印象を与えてしまいます。
黒のドレスを選ぶ場合は、素材やデザインに工夫を。例えば、シフォンやレースなど柔らかく華やかな素材を取り入れたり、フレアやドレープのあるデザインを選んだりすると、重たい印象を避けられます。また、小物やアクセサリーで華やかさを加えることも大切です。シルバーやゴールドのアクセサリー、明るい色味のバッグやストールをプラスすることで、フォーマル感を保ちつつ祝福の気持ちを表現できます。
男性も同様に、黒いスーツは基本的にOKですが、ネクタイやシャツの色選びに気を配りましょう。黒いネクタイや黒シャツはお葬式を連想させるためNG。白いシャツに明るめのネクタイでコーディネートを整えるのが基本です。黒という色は便利な反面、着方を間違えると悪目立ちしてしまうため、バランスを意識することが重要です。
原色や蛍光色は避けた方が無難
結婚式はお祝いの場とはいえ、あくまでも「上品さ」と「控えめさ」が求められます。そうした場では、あまりにも目立ちすぎる原色(真っ赤・真っ青・ビビッドグリーンなど)や蛍光色は避けるべきです。これらの色は強すぎて視線を集めてしまい、会場で浮いてしまう可能性があります。
特に蛍光ピンクやネオンイエローなどの派手なカラーは、ナイトクラブやイベント衣装のような印象を与えてしまい、フォーマルな場には不向きです。結婚式は新郎新婦の門出を祝う儀式であり、ゲストはあくまで引き立て役。主役よりも目立つ装いをするのはマナー違反とされます。
明るい色を取り入れたい場合は、淡いトーンのパステルカラーがおすすめです。ピンクでもベビーピンク、ブルーならサックスブルーなど、柔らかな色味を選べば上品な印象になります。また、柄物を取り入れる場合でも、主張が強すぎない小花柄や繊細なレース模様など、控えめなデザインを選びましょう。
色はTPO(時・場所・場合)を考慮して選ぶことが大切です。奇抜な色合いは避けて、周囲に配慮した装いを心がけると、好印象を与えることができます。
派手な柄・ロゴ入りの服は失礼になることも
服の色だけでなく、柄にも注意が必要です。特にブランドの大きなロゴが目立つ服や、奇抜な柄物は、結婚式のような格式ある場では不適切です。たとえば、大きな動物柄、ドクロ、迷彩などのデザインは、カジュアルすぎる、もしくは品位に欠けると見なされることがあります。
また、ポップなプリントやキャラクターが描かれた服もNG。一見かわいらしく見えても、結婚式では不謹慎と取られる可能性があります。服装は自分を表現する手段のひとつですが、結婚式の場では、個性よりも「場の雰囲気に合った装い」が大切です。
無地や上品なレース模様、ドットや小花柄のような控えめなデザインを選ぶと、誰から見ても好印象を与えます。柄物を取り入れたい場合は、小物やアクセントとして使うと、バランスが良くなります。
また、ブランドのロゴも、できるだけ控えめなものを選びましょう。ファッションを楽しみつつ、場の空気を壊さない「配慮」が、結婚式のマナーとして非常に重要です。
カラーバランスのポイント
服の色選びでは、1色だけでなく全体のカラーバランスも大切です。例えば、ドレスが明るい色の場合は、羽織り物や靴を落ち着いた色でまとめることで、全体が引き締まって見えます。逆に、黒やネイビーのドレスには、淡い色の小物を加えることで、暗くなりすぎず、華やかさをプラスできます。
結婚式にふさわしい基本的なカラーパレットは、以下のようなイメージです:
| メインカラー例 | 組み合わせたい小物色 |
|---|---|
| ネイビー | ベージュ、ゴールド |
| ピンク | アイボリー、グレー |
| グリーン | ホワイト、ブラウン |
| パープル | シルバー、ライトグレー |
このように、色の組み合わせに工夫を加えることで、上品で洗練された印象を作ることができます。また、季節感も意識するとさらに好印象です。春は明るめ、秋は深みのある色など、自然と調和するカラー選びがポイントです。
全体のバランスを整えることで、「センスが良い」と思ってもらえるだけでなく、写真映えもアップします。コーディネートは色だけでなく、質感や素材感も意識して、トータルで美しく見せましょう。
男女別:正しい結婚式の服装マナー
女性ゲストの服装マナー(ワンピース・ドレス)
女性ゲストの結婚式ファッションは、華やかさと上品さのバランスが大切です。基本的にはワンピースやドレススタイルが定番。ひざ丈〜ミモレ丈くらいの丈感が上品で好まれます。ミニスカートや露出が多すぎるデザイン(背中や胸元が大きく開いたもの)はNGとされる場合が多いため、気をつけましょう。
色選びもマナーが問われるポイントです。白は絶対に避け、パステルカラーやくすみカラーなど、優しい色味を選ぶと好印象。また、レースやシフォンなど、柔らかく女性らしい素材も結婚式にはぴったりです。
袖がないドレスを選ぶ場合は、必ずボレロやショールなどを羽織って露出を控えめに。ノースリーブや肩出しスタイルは、会場によっては失礼にあたることもあります。また、バッグは小ぶりのパーティーバッグが基本。大きなトートバッグはクロークに預け、会場には持ち込まないようにしましょう。
ストッキングはベージュが基本で、素足はNG。靴はつま先の隠れたパンプスがマナーです。全体として「清楚で上品な装い」を意識することが、女性ゲストの服装マナーの大前提です。
男性ゲストのスーツ選びとネクタイの色
男性ゲストの基本スタイルはスーツです。リクルートスーツではなく、フォーマル感のあるダークカラー(ネイビー、グレー、ブラックなど)のスーツを選びましょう。最近ではおしゃれなセットアップスーツやスリーピースも増えてきていますが、華美すぎず清潔感のある装いを心がければ問題ありません。
ネクタイはシルバーや淡いブルー、パステルカラーなど、爽やかで明るめの色がおすすめ。黒やダーク系のネクタイは、お葬式のような印象になるためNGです。柄はストライプやドットなど控えめなものが無難ですが、結婚式らしい華やかさも忘れずに。
シャツは基本的に白が好まれますが、淡いブルーやピンクなども柔らかい印象で許容されることがあります。ただし、濃色シャツや柄シャツはカジュアルすぎるため避けましょう。靴は黒の革靴が基本で、しっかりと磨いておくことが大切です。
ポケットチーフやタイピンなどの小物で、さりげないおしゃれをプラスすると、品格のあるスタイルに仕上がります。全体として、「清潔感・落ち着き・祝いの場にふさわしい雰囲気」を意識するのがポイントです。
20代・30代・40代で違う?年代別の服装
年代によって似合うスタイルや求められる落ち着き具合が異なるため、年齢に合った服装選びも重要です。20代の女性であれば、明るいカラーやトレンドを取り入れたドレスでも許容されやすいですが、あくまでフォーマル感を意識することが前提です。あまりにもカジュアルに見える素材やデザインは避けましょう。
30代に入ると、落ち着いたカラーやシンプルで上質な素材が似合う年代。くすみカラーやネイビーなどが好印象です。アクセサリーも華美になりすぎないようバランスを取りましょう。
40代以降は、より格式と品のある装いが求められます。上質なワンピースやセットアップ、レース素材などで大人の魅力を引き出しつつ、露出は控えめに。アクセサリーやヘアスタイルにも気を配ることで、全体の完成度が高まります。
男性も同様で、年齢が上がるほどに「落ち着きと品格」が求められます。スーツの色合いや小物選びに成熟した印象を加えることで、年相応の素敵なスタイルを演出できます。
既婚女性と未婚女性で違いはある?
かつては「未婚女性は振袖、既婚女性は訪問着や留袖」という考え方が主流でしたが、現代の洋装スタイルでは、未婚・既婚の違いはそれほど厳格に求められなくなっています。ただし、和装を選ぶ場合は、この区別が今も残っているため注意が必要です。
未婚女性が和装を選ぶ場合は、華やかな柄の振袖が王道。一方で、既婚女性が振袖を着るのはマナー違反とされ、訪問着や色留袖など落ち着いた装いが好まれます。
洋装の場合でも、既婚女性は露出を控えめにしたり、落ち着いた色合いやデザインを選ぶと、より上品で年齢にふさわしい印象を与えることができます。派手すぎないデザイン、控えめなアクセサリーを選ぶことで、「大人の女性らしさ」を表現することが可能です。
また、親族として出席する場合にはより格式の高い装いが求められるので、事前に新郎新婦と相談しておくのが安心です。
子連れで出席する場合の注意点
子どもを連れて結婚式に出席する場合、親としての配慮や準備がとても重要です。まず、子どもにも「きちんとした服装」を用意しましょう。男の子ならブレザーやシャツにスラックス、女の子ならワンピースやドレスが一般的です。カジュアルすぎる服装はNG。清潔感とフォーマル感を意識してください。
また、会場でのマナーも重要です。ぐずったときのためにおもちゃやおやつを用意したり、式の最中に退出できるよう出入り口付近の席を選ぶなど、周囲に配慮した行動が求められます。
親の服装も動きやすさや授乳・抱っこへの対応を考慮しながら、フォーマルを保つ工夫が必要です。授乳口付きのドレスや、おむつ替えしやすいバッグの準備も忘れずに。
子連れでも周囲に気を配った立ち居振る舞いを心がければ、新郎新婦にも他のゲストにも好印象を与えることができます。
季節別:春夏秋冬のおすすめ服装とカラー
春にぴったりのパステルカラーコーデ
春の結婚式は、暖かくなり始める気候と花々の美しさに囲まれた、明るく華やかな雰囲気が特徴です。この季節にぴったりのコーディネートは、やはりパステルカラー。ベビーピンクやミントグリーン、ラベンダー、サックスブルーなど、柔らかく優しい色合いが春らしさを演出します。
女性の場合、シフォンやレース素材のパステルカラーのドレスがよく映えます。ひらひらと揺れる素材は、春の風景とも相性が良く、写真映えも抜群です。肌寒さが残る日には、ホワイトやベージュのショールやボレロで体温調整を。足元はヌーディーカラーのパンプスやバッグを合わせると、統一感のあるコーディネートになります。
男性は、明るめのネクタイやポケットチーフで春らしさをプラスすると好印象。ネイビーのスーツにペールトーンの小物を合わせるだけで、さりげない季節感を演出できます。シャツに淡いピンクやブルーを選ぶのもおすすめです。
春の結婚式では「やさしさ」「清潔感」「軽やかさ」がキーワード。重たく見えない色味と素材選びが成功のポイントです。
夏は涼しげで上品な装いを
夏の結婚式は、暑さと湿度への対策が必要な時期です。しかし、カジュアルすぎる装いは結婚式には不向き。涼しさと上品さを兼ね備えたコーディネートが求められます。
女性の場合、ノースリーブや袖が短めのドレスでもOKですが、会場内は冷房が効いていることも多いため、薄手のショールやストールを持参すると安心です。素材はシフォンやリネン混のものなど、風通しの良いものを選びましょう。色は水色やミント、淡いレモンイエローなど、清涼感のある色味がおすすめです。
男性は通気性のよいスーツや、サマースーツを活用するのが◎。裏地が少ない軽量スーツやリネン混の素材で快適さを保ちつつ、きちんと感を演出しましょう。ネクタイも、麻や綿素材で軽やかな印象に。
汗対策として、汗ジミが目立ちにくい色や素材を選ぶと安心です。また、こまめにハンカチで拭く、制汗スプレーを活用するなど、清潔感を保つ工夫も重要です。
夏は暑くても「涼しげに、でもだらしなく見えない」が鉄則。清潔感を大切にした装いで、快適に過ごしましょう。
秋の結婚式に合う落ち着いた色使い
秋の結婚式は、涼しく過ごしやすい季節で、ファッションを楽しむには最適な時期です。色合いとしては、深みのあるカラーやアースカラーが秋らしさを演出してくれます。ボルドー、マスタード、カーキ、ダークネイビーなどが代表的な秋カラーです。
女性ゲストは、これらのカラーを基調としたドレスに、レースやベロア素材など、季節感のあるアイテムを取り入れるのがおすすめです。袖ありのドレスや長袖ボレロなども取り入れやすく、品のある印象になります。また、秋らしいアクセサリーとして、ゴールド系やアンティーク調のものがよく合います。
男性は、グレーやブラウン系のスーツが秋らしさを感じさせてくれます。ネクタイにワインレッドやモスグリーンなどを取り入れることで、控えめながらも季節感を出せます。ベスト付きのスリーピースも秋にはぴったりのスタイルです。
全体として、落ち着いたトーンを基調にしながらも、素材や小物で季節感を加えると、格段におしゃれ度がアップします。秋は色や素材を楽しめる季節なので、細部にこだわった装いを意識しましょう。
冬は素材と防寒マナーがポイント
冬の結婚式では、防寒対策とフォーマルマナーの両立が求められます。女性は暖かさを意識しつつ、上品さを損なわないコーディネートが鍵となります。ベロアやツイード、ウール混のワンピースなど、厚みのある素材が映える季節です。カラーはネイビー、ボルドー、チャコールグレーなど、シックで落ち着いた色が冬らしさを演出します。
外出時にはコートやジャケットが必要ですが、式場に入る際はクロークに預けるのがマナー。ダウンジャケットやカジュアルなコートは避け、ウールコートやノーカラーコートなど、フォーマル感のあるものを選びましょう。
男性は、冬用のスーツやベストを活用するのがポイントです。インナーにヒートテックを忍ばせるなど、目立たない防寒工夫をすることで、スマートに寒さ対策ができます。靴下も厚手で色味を統一すれば見た目にも響きません。
冬は式場内外の気温差もあるため、重ね着や羽織もので調整を。手袋やマフラーなどもシンプルかつ上品なデザインを選び、カジュアルになりすぎないよう気をつけましょう。
季節感のある小物で差をつけよう
服装そのものだけでなく、小物使いでも季節感を演出することができます。春なら花モチーフのアクセサリー、夏なら涼しげなクリア素材、秋ならレザー風バッグやスエード、冬はベロアやファーの小物など、それぞれの季節に合ったアイテムを取り入れると、おしゃれ度がぐんとアップします。
たとえば、春はパールのアクセサリーや花柄のヘアアクセで柔らかさを演出。夏はかごバッグ風のクラッチや、軽やかなストールで涼感を出しましょう。秋は落ち着いた色味のアクセントカラーをバッグや靴で加え、冬はファー付きのボレロやゴールドアクセで温かみをプラス。
ただし、やりすぎは禁物。主張が強すぎると結婚式の華やかな雰囲気を壊してしまうので、1〜2点に絞って取り入れるのがコツです。
小物は「全体の雰囲気を完成させる仕上げ」としてとても重要な要素。季節を意識した小物選びをすることで、他のゲストと差がつく、おしゃれで気の利いた印象を与えることができます。
センスが光る!マナーを守りながらおしゃれに見せるコツ
小物やアクセサリーで華やかさを演出
結婚式の装いはマナーを守ることが最優先ですが、そこに“自分らしさ”を加えるには小物やアクセサリーの活用が効果的です。たとえば、シンプルなドレスでも、パールのネックレスや華やかなイヤリングをプラスするだけで一気に華やかさが増します。特にパールは格式のあるアイテムで、どんな年代にも好印象を与えやすい万能アクセサリーです。
アクセサリーは、昼の式では控えめに、夜のパーティーでは少し華やかにするのがマナー。昼間の結婚式では光を反射しすぎる大きなビジューは避け、夜なら程よく輝くクリスタル系のアクセサリーも許容されます。
バッグや靴などの小物にもこだわりを。小ぶりのクラッチバッグは定番ですが、チェーン付きで使い勝手の良いタイプも人気です。靴はパンプスが基本で、サテンやエナメルなど、素材に高級感があるものを選ぶとより上品に見えます。
マナーを守りながら、色使いや素材で自分らしいおしゃれを表現できるのが小物。バランスよく取り入れて、洗練された印象を目指しましょう。
バッグ・靴にも気を配ろう
結婚式のトータルコーディネートを考える際、意外と見落としがちなのがバッグと靴。しかしこの2つこそ、全体の印象を左右する大切なポイントです。まずバッグは、パーティー仕様の小ぶりなタイプが基本。大きなトートバッグやショルダーバッグはフォーマル感が損なわれるためNGです。持ち物が多い場合は、クロークに預けるサブバッグと、会場に持ち込むクラッチバッグを分けるのがスマートです。
素材としては、サテンやビーズ、メタリックなど上品で華やかなものを選ぶと結婚式らしい雰囲気が出ます。ブランドロゴが大きく主張するものや、カジュアルすぎるキャンバス地は避けましょう。
靴はつま先が隠れたパンプスが基本で、スニーカーやミュール、サンダルはNG。ヒールの高さは5〜7cm程度がフォーマル感を保ちつつ歩きやすい範囲です。疲れやすい人は、クッション性の高いインソールを入れるなどの工夫を。
バッグと靴の色や質感を揃えると、コーディネートが一層まとまって見えます。細部にまで気を配ることで、洗練された大人のおしゃれが完成します。
トレンドを取り入れる時の注意点
結婚式の服装にもトレンドを取り入れたいところですが、注意が必要です。あくまで主役は新郎新婦であり、トレンドを追いすぎた装いは「浮いてしまう」「マナー違反」と見なされる可能性があります。たとえば、肩が大きく開いたデザイン、透け感が強いドレス、過度なフリルやリボンなど、流行の要素が強すぎると場違いに映ることも。
トレンドを取り入れるなら、「色」や「素材」「小物」でさりげなく。たとえば、人気のくすみカラーやラッフルスリーブなど、ほんの少し旬の要素を加える程度にとどめるとバランスが取れます。バッグや靴などの小物でトレンド感を出すのもおすすめです。
また、SNS映えを意識しすぎたファッションも要注意。写真では素敵でも、実際の場で浮いてしまうスタイルは避けた方が無難です。結婚式は自分の見せ場ではなく、お祝いの場であることを忘れずに。
「流行を取り入れる=派手にする」ではなく、「今っぽさを加える」くらいの気持ちで臨むのが、おしゃれで賢い選び方です。
プチプラでも上品に見せるテクニック
「高級なドレスじゃないとダメ?」と不安に思う人もいますが、実はプチプラでも十分上品に見せることが可能です。ポイントは、色味と素材、そしてサイズ感にあります。安価なアイテムでも、ネイビーやブラックなどの落ち着いた色を選べば、ぐっと高見えします。逆に、明るい色や派手な柄は安っぽく見えてしまうことがあるため注意しましょう。
素材はシフォンやレースなど、フォーマル感のあるものを選ぶのが鉄則。シワになりにくく、肌なじみの良い素材は上品な印象を与えます。サイズも大切で、自分に合ったフィット感のあるものを選ぶことで、清潔感ときちんと感が生まれます。
さらに、靴やバッグ、アクセサリーで全体を引き締めることで、一気に「安っぽさ」が消えます。たとえば、ノーブランドでも高見えするクラッチバッグや、シンプルなパールのアクセサリーを合わせると、ぐっと洗練された雰囲気に。
プチプラでも「上品に見えるコーディネート」は十分可能。ポイントを押さえれば、予算を抑えながらも好印象を与える装いを実現できます。
実例紹介:褒められたコーデ集
ここでは、実際に「素敵!」と褒められた結婚式コーディネートの一例を紹介します。シンプルながらマナーを押さえた装いがいかに好印象を与えるかが分かる内容です。
例1:春のガーデンウェディング(女性)
・淡いピンクのレースドレス
・ホワイトのボレロ
・ベージュのパンプスとパールアクセサリー
→優しい色味と素材で春らしさを表現し、清楚な印象に。
例2:夏のホテルウェディング(男性)
・ネイビーのサマースーツ
・シルバーグレーのネクタイとチーフ
・明るめのブルーシャツ
→爽やかさとフォーマル感のバランスが◎。
例3:秋のレストランウェディング(女性)
・ボルドーの長袖ドレス
・ブラックのレースパンプス
・ゴールドアクセサリーでアクセント
→季節感と落ち着きを両立した大人の装い。
例4:冬のチャペル式(男性)
・グレーのスリーピーススーツ
・ワインレッドのネクタイ
・レザーシューズとシンプルな腕時計
→防寒とフォーマルを両立した安心スタイル。
褒められるコーディネートの共通点は、「マナー+季節感+清潔感」。基本を押さえていれば、自信を持って式に参加できます。
まとめ
結婚式の服装マナーは、単に「おしゃれをする」だけではなく、「お祝いの場にふさわしい心遣いを形にすること」が大切です。服の色や素材、時間帯や季節、そして新郎新婦とのバランスまで、細かな配慮が求められる場でもあります。
特に注意すべきは、白や黒の扱い方、派手な柄や色の選び方、そして服の格式。無意識に選んだ服装がマナー違反になることもあるため、事前にしっかりと確認しておきましょう。
男女別、年代別、季節別のポイントを押さえることで、誰でも安心して式に参加できる装いが完成します。さらに、小物やアクセサリーの使い方を工夫することで、個性やセンスもプラスできます。
大切なのは、主役である新郎新婦を祝う気持ちを、服装からしっかり表現すること。その思いやりが伝われば、あなたの装いはきっと「素敵だね」と言ってもらえるはずです。



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